プロミス最低返済額

最低返済額の意味

お金を借りて返済するに当たって、月々にどれくらい返済していくか、という計画は非常に重要なものです。しかし、そもそも月々に最低限いくら返さなければいけないのかが分からなければ、借りることができる金額すら割り出すことが難しいでしょう。もちろん、最低限いくら返せば完済まで持って行けるのかを知らずに借りるなどもってのほかです。そんな非常に重要な指針である最低返済額について、プロミスの最低返済額をもとに解説いたします。

 

 

消費者金融でも銀行でも、お金を借りた場合には、必ず利息が付くのはご存じのことと思います。つまり、お金を返さないのはもちろん、仮に返していてもその金額が利息に満たなければ、支払うべき金額はどんどん増えていくことになります。
また、消費者金融としては、返済期間が長ければ長いほど利益が上がるのですが、あまりに長すぎると利用者の病気や事故など貸し倒れのリスクも出てきますので、大手の消費者金融ではある程度の返済期間の上限を設定しています。
そのため、消費者金融でお金を借りる際の契約時にはある程度の期間で確実に返済できる金額を算出し、それを「毎月、最低限この金額は返済する」という金額として契約するのです。
それが、「最低返済額」なのです。

 

●プロミスの最低返済額
では、実際にはどのようにして最低返済額が決められるのか、というと、その方法は幾つかあります。プロミスの場合は「残高スライド元利定額返済方式」という方式を採っています。他の大手消費者金融の幾つかも採用している方式で、比較的わかりやすい方式なのですが、この言葉だけでは当然よく分からないので、少し長くなりますが詳しく解説しましょう。
まず「残高スライド元利定額返済方式」という言葉は、「残高スライド」と「元利定額返済方式」を組み合わせた造語です。
「残高スライド」というのは返済額の決め方のことで、「毎回の返済時に、借入額の残高(元金)に一定の割合を掛けることで金額を決める」ということです。
プロミスで規定されているその割合は、元金が30万円以下の場合は3.61%、30万円を超えてかつ100万円以下の場合は2.53%、100万円を超える場合は1.99%となっています。
具体的な例をあげますと、元金が10万円だった場合、最低返済額は10万円×3.61%=3,610円で、プロミスでは1,000円未満切り上げとなりますので、当月の最低返済額は4,000円です。
そして後半の言葉「元利定額返済方式」というのは返済方法のことで、「返済額から当月分の利息を差し引き、残りを元金の返済に充てる」ということです。
こちらも具体的な例をあげます。
プロミスの実質年利率は17.8%ですので、元金10万円の場合、30日後の利息は10万円×(17.8%÷365×30)=1,463円となります。
最低返済額の4,000円を返済した場合は、上記利息分を引いた2,537円が元金返済に回されますので、元金は97,463円になるわけです。

 

プロミスの最低返済額は、以上の「残高スライド元利定額返済方式」で決まるのです。
では、具体的に元金ごとに最低返済額がいくらになるのか、例を記載しておきましょう。

 

元金2万7,000円以下:最低返済額1,000円
元金5万5,000円以下:最低返済額2,000円
元金8万3,000円以下:最低返済額3,000円
元金11万円以下:最低返済額4,000円
元金13万8,000円以下:最低返済額5,000円
元金27万7,000円以下:最低返済額1万円
元金59万2,000円以下:最低返済額1万5,000円
元金79万円以下:最低返済額2万円

 

返済日の元金によって最低返済額は変更(スライド)されますので、10万円を借りて最初4,000円を支払っていても、元金が8万3,000円以下になると、最低返済額は3,000円になるのです。
ただし注意しなければいけないのは、返済回数にも上限があるということです。最初に書きましたように、消費者金融は貸し倒れのリスクを押さえる意味もあり、各社で独自に返済期間の上限を決めています。プロミスの場合は、借入額が30万円までは36回、30万円を超えて100万円までは60回、100万円を超える場合は80回となっています。
そのため、厳密には上記の金額以上の金額が最低返済額に設定されることが多いので、注意が必要です。ただ後述するように、返済額を多く設定する分には利用者に有利ですのでご安心ください。

プロミスで最低返済額より多く返済する場合

最低返済額を返済していると、確かに月々の負担は小さく、且つ確実に返済できるので精神的にも余裕を持てるでしょう。
しかし上記のように「残高スライド」されることもあり、最低返済額を支払うということは、返済期間が長くなってしまうということに他なりません。
返済期間が長くなるということは、それだけ払う利息が大きくなるということです。
支払う利息は利用者にとってはただの負担ですので、少ないに越したことはありません。それを防ぐためには、返済額を多くすることがもっとも得策なのです。

 

理論的な話になりますが、具体的に計算してみましょう。

 

仮に実質年利率17.8%で50万円借り入れたとします。
最低返済額である13,000円を地道に返済したとすると、利息を含めた返済総額の合計は746,160円、返済回数は58回、返済期間にして4年10ヶ月となります。
仮に、少し頑張って25,000円を支払った場合はどうなるでしょう。
その場合の利息を含めた返済総額は597,524円、返済回数は24回、返済期間は2年になるのです。
いかがでしょうか。
支払う利息の差は15万円弱、返済期間にいたっては3年弱も変わってきます。

 

最低返済額以上の返済の利点をもう少し詳しく説明すると、プロミスは「元利定額返済方式」ですので、多く返せば返すほど元金返済に割り当てられる金額が大きくなります。つまり、その分一気に元金が減り、次回返済時の利息を大幅に減らすことができるということになるわけです。

 

もちろん、日々の生活もありますので、無理しすぎてもいけませんが、できる限り多めに返済することが重要であることは理解いただけたかと思います。
では、プロミスで最低返済額以上の金額を返済するには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、「いつもの返済時に多めに入金する」だけです。
事前の連絡や手続きをする必要は全くありません。プロミスのサイトにも、「設定された金額以上であれば、お客様のご都合にあわせて、おいくらでもご返済いただくことが可能です」と掲載されています。
ぜひ、多めの返済を心がけ、プロミスをお得に利用しましょう。

 

●プロミスの返済日と返済方法
返済額について理解していただいたところで、実際に返済する返済日と返済の方法について説明しておきましょう。

 

・返済日
返済日については、基本的に5日、15日、25日、末日から契約時に選ぶことができますので、給料日などに合わせて適切な日を選びましょう。なお、もし返済日がプロミスの営業日ではない場合、翌営業日が返済日になりますので、ご安心下さい。
ただ、銀行振込で三井住友銀行とジャパンネット銀行以外からの振込の場合は、毎月5日が返済日に指定されますので、ご注意下さい。
また、初回の返済日については借入日と選択した返済日によって、変動しますので、確認しておかなければいけません。
例えば、1月10日に借り入れたとして、返済日を毎月5日に設定した場合、初回の返済日は2月10日ですが、返済日を毎月25日に設定した場合の初回の返済日は1月25日となります。
お気をつけ下さい。

 

・返済方法
プロミスの返済方法には、以下の3種類があります

 

1.インターネットからの返済
スマートフォンやパソコンなどを使って、インターネットバンキングから振り込むことで返済します。24時間いつでも、わざわざ出かけなくても返済できるというメリットは非常に大きいですが、使用できるインターネットバンキングが以下に制限されていますので、ご注意下さい。
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行

 

2.口座振替
プロミスでは「口フリ」というサービス名で呼ばれており、事前に登録した口座から、毎月自動引き落としで返済される方法です。
インターネットからの返済同様、出かけることなく返済でき、かつ返済日に自動で引き落とされますので、返済漏れの心配がないことや、手数料が無料である点は大きな利点です。
ただし、最低返済額が引き落とされるだけですので、多めに返済したい場合は別の方法で返済する必要がありますので、その場合は返済額を変更するなどの手続きが必要です。
また、口座残高が1円でも足らなければ引き落としされず、気がついたら滞納してしまっていた、ということもありますので、口座残高には気を配っておきましょう。

 

3.店頭、ATM(プロミスATM、提携ATM)、コンビニ、銀行での返済
プロミスのお客様サービスプラザで返済する場合は、もちろん手数料は必要なく、合わせて返済計画について相談することもできますので、いざというときには力強いことと思います。
また、プロミスATMや提携ATM、コンビニのマルチメディア端末での返済は、全国に存在していますので、急に返済が必要になった場合などに重宝します(提携ATMの場合のみ、手数料が必要ですので、ご注意下さい)

 

これらの返済方法は基本的に利用者の都合に合わせて変更できますので、利用しやすい方法を採って返済の負担を減らしていくようにしましょう。

 

●返済計画を考える
以上、最低返済額を中心に、プロミスでの返済についてのお話をさせていただきました。
ただし、ここまではあくまでもただの情報で、これらの情報をどう返済計画に役立てるのか、ということが重要です。
もちろん、返済計画は、利用される方それぞれのライフスタイルや収入、支出によって様々ですので、「この計画が最善」と一概に言えるものではありません。しかし、最低限押さえておかなければいけない、という部分はありますので、そこを中心に賢い返済計画を立てるための秘訣を紹介させていただきます。

 

1.できる限り多く返済する。
先述していますが、返済額は大いに越したことはありません。
返済額が多ければ、それだけ支払う利息は少なく、返済期間が短くなります。
お金を貯めて一気に返すより、少しずつでも多めに返す方が、最終的にはお得なのです。

 

2.収入と支出のバランスの取れた返済額にする。
「できる限り多く返済する方がよい」からといって、生活費のほとんどを返済にまわして厳しい生活を送らなければいけないのでは、必ず破綻します。
一概にどれくらいが最適かというのは収入や生活レベルなどによって違いますが、最低返済額以上で、かつ今の生活レベルをそれほど落とさずに支払える金額(余剰金)を目安にして返済していくのがいいでしょう。
もちろん、臨時収入などがあれば積極的に繰り上げ返済していくことをオススメします。

 

3.いざというときに変更できる計画にしておく。
収入と支出のバランスを考慮し、その中で最大の金額を返済していく計画を立てれば、基本的には順調に完済へ向かいます。しかし、数年単位の返済になることがほとんどだと思いますので、病気やケガ、転職などで収入が下がるということが起きることも考慮しておかなければいけません。
その場合、計画を変更して返済額を一時的に下げてもそれほど問題が起きない計画であることが望ましいでしょう。

 

以上の3点を考慮することで、負担のない確実な返済を実現できることと思います。
最低返済額を返済しておけば、確かに督促されることもなく何か問題が発生することもありません。しかし、少しでも早く、かつお得に返していくためには、自分で返済計画を練っていかなければいけません。
いま返済の負担を感じている方でも、自分の生活スタイルなどを改めて見直すことで、意外なほど賢い返済計画を立てることができることも多いものです。
ここで紹介した内容をもとにして、ぜひ自分なりの返済計画を練ってみてください。